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終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?#01あらすじと感想

終末何してますか?もう一度だけ会えますか?1

ネタバレありで書いてくので嫌な人はブラウザバック推奨

何回か読みなしている本だけど内容を忘れがちなのでメモがてら感想を

これは自分が最も好きなシリーズ「終末何してますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」の第2部1巻で前作「終末な(略)」の5年後の話

前作について詳しくは読んでいただけると

以下簡単に登場人物説明

 

フェオドール・ジェスマン  堕鬼種(インプ) 17歳  

今作主人公で13番浮遊島のエルピス集商国出身。現38番浮遊島、護翼軍第五師団所属、四位武官。好きなものはドーナツ。

義兄はエルピス国防軍の所属だったが3年前の獣を持ち帰った事件の一連の責任を取り処刑された。

 

ヒロインズ

 

ティアット・シバ・イグナレオ 黄金妖精(レプラカーン) 15?歳

 68番浮遊島の妖精倉庫出身。前作「すかすか」では他の妖精と協力し11番浮遊島を守った。若草色の髪と深緑色の瞳が特徴。

聖剣は目立たなくなる特筆能力(タレント)のイグナレオ。前作の5巻の最終決戦では目立たなくなる効果が大いに仕事をして皆を助けた。

 

ラキシュ・ニクス・セニオリス 黄金妖精(レプラカーン) 14?歳 

オレンジの髪が特徴の子、4人の中で最も常識人で謙虚な態度が特徴

聖剣は相手に「死んでいる」という状態を作り出すセニオリス。ちなみに作中最強クラスの聖剣で、聖剣が持ち主を選ぶの剣だけど持ってた人はみんな壮絶な最後を辿る。

 

コロン・リン・プルガトリオ 14?歳 

ピンクの髪の毛が特徴で非常に武闘派。何かあればまずは剣で語ろうとするくらいには…。

聖剣の特筆能力(タレント)は「相手を浄化する」のプルガトリオ。一回使うと一ヶ月は使えなくなるそう。

 

パニパル・ノク・カテナ 14?歳 

紫の髪が特徴の何を考えてるのかわからない子、かわいい。

聖剣の特筆能力(タレント)は「相手に思いを伝える」のカテナ・・だけど使われたことはほとんどないらしい。

 

以下感想

初めにフェオドールとあの子の出会いの話が入り、フェオドールサボって馴染みのドーナツ店でドーナツを買食いしつつ廃劇場の塔の上でティアットと出会う

「私の事は忘れてくれると嬉しいかな」と言いながら去っていくティアット・・しかしその後すぐに再開しフェオドールは4人の上官となる。

数日が過ぎ、普通ならば最初の数カ月間はのたうち回るような訓練に何事もなくついてこられている彼女ら、また自分には上官でありながら詳細な情報が開示されないことに不信感を抱いたフェオドールは友人のナックスに身辺調査を依頼する。

 

そして調査の報告書を手に入れたフェオドールは内容に愕然とする。

内容は彼女らが人ではなく「備品」という扱いをされており、最後には3ヶ月後の戦闘において「廃棄予定」となっている事を知る。

数日後、いつもの廃劇場で二人はドーナツを食べつつ他愛もない会話をする・・そこで時々会話に出てきていた「ヴィレム」の話になる。語るにヴィレムは「ダメなおとーさん」らしい。そして妖精とは何なのか静かに語りだすティアット。

妖精は生き物ではなく、心霊現象の一種と本質は変わらないらしい。ただその存在が消滅する前に人に拾い上げられれば「存在が確定」して生き物の真似事を始められる。

急に何かを思いついたかのように突然手を壁に打ち付け血まみれになるティアット。妖精は生きている感覚が希薄な為死を恐れない。という話を証明するためだったが、突然の自傷行為に激昂するフェオドール。

その後数日間でティアットがクトリとヴィレムの夢を見たり、ティアットとフェオドールがご飯の食べ方で争ったり、ラキシュとフェオドールが雨に濡れてクトリとヴィレムの話をして、ラキシュからティアットの彼氏のふりを頼まれたり。

雨の影響で風邪をひいたフェオドール、看病に来たパニバルに軍事機密を隠し持っている事がバレ絶体絶命だったが、「君はなんというか素直だけど素直じゃないな」と言い、フェオドールを強引に布団に寝かしつけ去っていった。

翌日、体調が良くなったフェオドールはこっそり外出し、行きつけのドーナツ屋にドーナツを買いに行くが・・・閉店しており悲しみにくれる。

諦めて廃劇場へ向かうとティアットが居た。しかもラキシュ特製ドーナツを持っており二人で食べる。妖精倉庫の話をし、死ぬのは怖いと涙ぐむティアット・・といいつつもラキシュの恋人になってほしいとから言われ苛立つフェオドール。

「君は死ぬ理由がほしいだけなんだな・・」と言い放ち走り去るフェオドールは基地に戻る途中で4方向から聞こえる爆発音を聞く。

基地に戻り話を聞くと爆発は3方向からしか聞こえていなかったと言う一位武官、フェオドールが聞いた残りの一つは港湾区画の方向のようで、嫌な予感がしたフェオドールは港湾区画に急いで向かう。そこで[十一番目の獣](クロワイヤンス)に蝕まれたウルティーカを発見し、ティアットと喧嘩しつつもウルティーカごと港湾区画の一部を切り離し島を守ることに成功する。1巻終わり。

感想

メモ兼箇条書きな上に自分の文才の無さも相まって見にくいと思いますがご容赦ください・・・

1巻ではまだ前作の人物が殆ど登場しておらず、単体で見ると結構ドタバタラブコメディ?みたいな感じですが興味のある方は1巻をぜひ読んでみてください